むし歯予防デー

 6月4日はむし歯予防デーです。
皆さんのお口の状態はどうでしょう
先日、保育園の検診に行ってきました。
先輩の歯科医師は年々むし歯の数、むし歯のある児童の数は減ってきていると話していましたが、まだ多くのむし歯にかかっている児童がたくさんいました。

 「甘いものを食べないようにしましょう」「食事がすんだら歯磨きを」
この啓発運動がうまく行っているのなら、もうむし歯や歯周病は激減しているはずです。
うまく行っていない理由は
 ・皆さんにうまく伝わってなくて、予防の重要性が理解されていない。
 ・理解されているが、実行されていない。
 ・実行されているが、できていない。
のどれかです。


 歯科医の説明にも問題があるのでしょうが、皆さんの考え方も変える必要があるように思います。
病気になった後の治療法をいろいろ考えるより、まずは子供の時から、むし歯にならないことです。
歯科医師会が中心となり8020運動をおこなっています。80歳で20本の歯を残しましょうとしていますが、現在80歳で20本以上歯がある方は20%。 80歳の平均残存歯数約10本。ちなみに、人間の歯の数は普通28本あります。親知らずのぞいて。)
意外と人間の歯は残らないのです。
「いかにむし歯にならないようにするか」つまり、むし歯にならないことにエネルギーを注ぐ方がよいと思いませんか。