治療が終わったら、これで改善されたから終わり、もう歯医者に行かない、と思う方が多いのではないでしょうか? 治療が終わっても、むし歯や歯周病をその後再発させないために大事なのがお口のメインテナンス(定期検診)です。

当院の検診メニュー

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)

歯科衛生士が専用の器械(特殊なブラシやゴムのカップ)を使って、ご自身では取り切れない歯垢(プラーク)や着色(茶渋、タバコのヤニ)を除去し歯面をきれいにする方法です。歯の表面がツルツルして気持ちよく、また歯垢に含まれる細菌を落とすことで、むし歯や歯周病の予防に効果的です。

フッ素塗布

フッ素は歯のエナメル質と結びついて歯を丈夫にし、抵抗力のある歯質をつくると言われています。定期的に歯に直接塗ることで、むし歯を予防する効果があります。

問診、診査・説明、歯科指導、次の検診の時期について
○担当の歯科衛生士から患者様に合ったご自宅でできるセルフケア、ブラッシングの方法や食習慣についてのアドバイスをさせていただいています。
○歯科医師が診察し必要に応じてレントゲンを撮り詳しく診査します。
○4~6ヶ月に一度を目安に検診をおすすめしております。
ご自身では落とせない汚れは歯科医院でのプロケアで落とし、清潔なお口を維持しましょう!
定期的な検診毎日のセルフケア(歯みがきなど)があなたの大切な歯を守ります!
私達と一緒に取り組みましょう!!


主なセルフケアグッズ
(歯磨剤、洗口液、歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ など)

 

 

お子様は食事・おやつの内容や食べ方も十分気をつけなければなりません。
乳歯や6歳臼歯のむし歯の進行は思ったより早いものです。
10~12歳頃までは仕上げみがきをして親御さんがお子様のお口の中をチェックしてあげましょう!
*6歳臼歯(第一大臼歯)とは?
6歳頃、口の中の一番奥に生えてくる大きな永久歯のことです。歯の大きさも物を噛む力も最も強い歯で生涯を通じて一番大切な歯となります。
痛みが出てから来院したのでは、お子様のむし歯はかなり進んでおります。そして来院してすぐに治療を行うと「歯医者さんは怖くて嫌な所」と思ってしまいます。
定期的に検診で来院しているお子様は、「歯医者さんは歯をきれいにピカピカにして、フッ素を塗る所」と思っており、「怖い所」とは思っていないです。
食事やおやつ、歯みがきのことについてお話したり、歯への関心をもってもらったり、そして何よりお子様が歯医者嫌いにならないためにも、定期的な検診を大切にしたいですね。

 

シーラント(小児の予防処置)

シーラントはむし歯ができやすい奥歯の溝をシール(歯科用の樹脂)でふさいで、むし歯を予防する処置です。生えたばかりの6歳臼歯には、特に複雑な溝があるため有効です。つめたあとに、はがれたりする場合もありますので、定期的にチェックが必要です。